この科目では、科学的なものの見方・考え方を身につけることを目指します。特に自然科学を中心に、科学の歴史的な発展を踏まえ、科学的なものの見方・考え方について、具体的な事例を題材に学修します。また、「科学」と「疑似科学」との線引き問題などを検討し、科学的なものの見方・考え方について理解を深めていきます。
授業は、科学的な考え方についての議論やデータ分析の実習・結果の考察などについて、対面授業でグループワークやディスカッションを中心として行われ、科学的思考法について実際的に体得していきます。


 本講義の目的は、大学や社会での生活の中で必要な日本語表現の基礎力を身につけることです。日本語表現力とは、人とのコミュニケーションを円滑にしたり、自分の考えを正しく伝えるための力のことです。個人がすでに持っている力を伸ばせるよう、文法・表記の誤用を正し、語彙の増加をはかりましょう。さらに、この授業をきっかけに、日本語の表現に興味を持ち、日常生活の中で自発的に活用できるようにしましょう。  


【講義テーマ「“いのち”を読む」】

医療に関する知識や技術がなかった前近代、人々にとって「病」や「死」は抗しがたい存在であった。そのため、古い芸術や文学の中に描かれる「死」は、現代の私たちの感覚とは大きく異なっている場合がある。だが、一方で、伝統的な考え方が、依然として私たちに影響を及ぼしていることもある。日本人は、どのように「死」と向き合ってきたのか。また、どのように「死」を乗り越えてきたのか。本講義では、数百年の歳月を経てなお享受されている日本の古典文学や芸能を鍵に、“いのち”をめぐる日本的な物の見方、考え方について学んでいきたい。


 情報リテラシーを身につけることを目的として、パソコン基本ソフトの操作、文書作成ソフトや表計算ソフトによる基本的な文書や表などの作成・編集操作について学修する。また、インターネットを活用した電子メールの送受信、情報の検索・収集、情報倫理、著作権を中心とした情報法規、情報セキュリティなどについて基本的な技術や考え方を修得する。また、キーボード入力を正確かつ迅速に行えるようにタッチタイプの実習も行う。

 授業はパソコン教室を利用して、PCを使った実習を中心に展開する。PC活用に対する理解をより深めるために、授業中及び授業時間外に実習課題が課される。