本講義では、人口減少・脱炭素社会を見据えた、持続可能な地域の/地域での経営について学ぶ。
地域経営を学ぶ視点としては、① (組織を)地域でどのように経営するか、② 地域(自体を)をどのように経営するかという2つの側面がある。本講義では①について、総論として地域産業の立地と成立について概括する。次に①と②にまたがる具体的事例を含めた分野として、観光まちづくりについて考える。最後に②の内容として、地域包括ケアシステムを中心とした、地域の「支え合い」の経営のあり方について学ぶ。
全体を通して、今後の日本社会で進行する人口減少と、2050年を目処とした脱炭素社会(温室効果ガスゼロ目標)の下での、地域の変貌の予測と、それに対応するステークホルダーの立ち位置の変貌について考察していく。
- 教師: 畦地 真太郎